中国国家漢方医薬管理局によると、漢方薬は、突発的な公共衛生事件への対応や重大疾病の予防と治療で、ますます効果を上げているということである。
中国は、2005年から2010年まで、漢方薬だけで、または漢方医学と西洋医学を融合して伝染病を治療する複数の施設を建設し、漢方薬による伝染病の予防と治療を強化した。漢方薬は、エイズなど伝染病の治療で良好な効果が見られ、また、四川大地震や北京オリンピック、上海万博などでの疾病予防、新型インフルエンザ(H1N1)の予防と治療などでも明らかな効果があったということである。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年2月7日