イギリス サッチャー元首相の息子マーク
1980年代、当時のイギリス首相で「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャーの息子マークがトップニュースで報じられた。彼はレーシングカーのドライバーとして出場したパリ・ダカールラリーの砂漠で4日間行方不明になったのだ。会計士の試験には3回も落ちており、結局は母親の地位と妻ダイアンの財力を借りて、アフリカ、中東、そしてアジアでドライバーとして活動していた。2004年、マークは赤道ギニアのクーデターを支援した容疑により、南アフリカ・ケープタウンの自宅で逮捕された。サッチャーは息子のために16万5000ポンドの保釈金を支払い、彼は自由の身になった。現在、妻のダイアンは既にマークと離婚し、出版業界の大金持ちと再婚している。行き場を失ったマークはアメリカでは入国を拒否され、「この世の楽園」であるモロッコにも拒絶された。