タイ王国タクシン前首相の娘ピントーンター・チナワット
2004年、弱冠22歳のピントーンターがタイの最も裕福な株主になったのに、驚いた人はそれほど多くなかった。タクシン前首相の在任中、彼女は安い価格でタイの通信会社の株を3292万株買い入れ、50倍の価格でシンガポールの会社に売ったことがあった。タクシン前首相が退任後、最高裁は彼女と彼女の兄に2億936万の税金を支払うよう命じ、2008年2月には、2人の3億5000万米ドルにも上る資産を凍結した。2008年末、多額の資産を凍結されていたにもかかわらず、ピントーンターは4500万元を費やして香港に豪邸を購入している。