2月17日午後5時40分、北京の地下鉄「前門駅」の利用客数は15分あたり7500人になり、最大受容能力に達した。
北京の人口規模が急膨張 都市に深刻な圧力
現在の人口規模は、すでに北京の環境資源の限界を超えている
北京市の人口規模はここ数年、急速に膨張し、都市資源への負担と運営保障への圧力が高まっている。「人口の無秩序で速すぎる増加の抑制」は、北京市の「十二・五(第12次5カ年計画)」により向こう五年の政府活動の重点に置かれた。北京市の郭金竜市長は今年の政府活動報告で、人口の抑制・管理を強化し、人口の秩序ある管理に関する一連の政策措施の制定について検討することを明らかにした。
総人口が2020年の抑制目標を上回る
2009年末現在、北京市の総人口は1972万人に達し、国務院が承認した『北京都市総体計画(2004-2020年)」で設定された2020年までに北京市の総人口を1800万人に抑制するという目標値を超え、「十一・五(第11次五カ年計画)」期末までに北京の居住人口を1625万人に抑制するという目標値を大幅に上回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年2月21日