上海市の地下鉄2号線は8日、初の女性向けの「ピンクの専用列車」を運行した。ガーベラが描かれた地下鉄車両は国際婦人デーのこの日、上海市のきれいな風景となった。
車両の内部は「ピンクの春」をテーマとし、女性に権利保護に関する情報、生命を大切さを伝えると同時に、市民に生活困難者や乳がん・婦人科悪性腫瘍を抱える女性への救助や生活面のサポートを呼びかけている。
上海2号線の「ピンクの専用列車」は3月8日から13日まで運行される。2号線運営会社の陳匡主任はインタビューに応じ、「上海の地下鉄の歴史において、女性のために列車を運行するのはこれが初めて。また今回、中国大陸部の地下鉄運転手の中で唯一の全国労働模範者である鮑鶴群さんを運転手に招いた。沿線のスタッフも男性が中心で、女性に配慮する祝日の雰囲気を作り出すほか、上海の地下鉄の『人間本位』のサービス理念を示している」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月9日