天災を前に苦難を分かち合う中日

天災を前に苦難を分かち合う中日。

タグ: 東日本大震災

発信時間: 2011-03-14 19:06:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本時間3月11日午後2時46分、宮城県の太平洋沖でマグニチュード(M)9.0の巨大地震と津波が発生した。日本の観測史上最大規模の地震だ。被災地の惨状はテレビやインターネットで直ちに全世界に伝えられ、人々を震撼させた。次々と押し寄せる数メートルの津波は、到達先の町を、農地を、森林を一瞬で呑み込んだ。あの家々の中にいた人々は無事なのだろうか。人々は胸を痛めた。(文:劉江永・清華大学現代国際関係研究院副院長、人民日報海外版特約論説員)

今回の巨大地震が日本列島に与えた破壊の大きさは中規模戦争にも劣らない。本州東北地方の宮城県、岩手県、福島県は深い傷を負った。日本の広範囲で、交通、電力供給、給水、生産、物流、通信、生態系がかつてないほど深刻に破壊された。現時点の概算で震災による死者は1300人余りに上る。

大愛に国境はなく、苦難は共に分かち合う。地震発生当日、中国の温家宝総理は直ちに日本の菅直人首相に電報を打ち、中国政府を代表して日本政府と日本国民に心からの見舞いの意を表し、必要な援助を提供する意向を表明した。3月10日に中国の雲南省盈江県でもM5.8の地震が発生したばかりで、中国政府と国民は救援活動に忙しかったにもかかわらず、少しもためらわずに日本の被災地に援助の手を差し伸べた。中国赤十字の救援物資はすでに日本へ発送され、中国国際救援隊も出発命令を待っている。

われわれは08年の四川大地震の際の、日本政府と国民からの救援支援と救援物資を忘れることはない。巨大な自然災害を前に、人道主義の大きな愛は国境を越え、実際の救援活動に形を結び、中日両国民間の心の溝も埋めた。現在日本はかつてない巨大な震災に遭い、多数の死傷者が出ている。被災者も国際社会からの精神的、物質的支援を望んでいる。国連および20数カ国が次々と支援の意向を表明している。中国は隣国として、他国任せにせず積極的に支援を行う。

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