米国の沿海に注目集まる
米国の原子力発電による年間発電量は7987億キロワット時
米国は1979年にスリーマイル島原子力発電所事故が発生してから、新しい原子力発電所を建設していないが、今も世界最大の原子力発電国だ。米国の104基の原子炉の発電量は、フランスと日本の総量を上回る。米国の地震危険度マップを見ると、東日本大震災後に米国政府がカリフォルニア州の2つの原子力発電所に関心を寄せていることも納得できる。この2つの原子力発電所はいずれも活断層の近くにある。米国の地震の多い地域であるアラスカ州に原子力発電所はない