国家発展改革委員会の楊偉民秘書長は、このほど上海で行われた「十二・五(第12次五ヵ年計画)」都市化発展ハイレベルフォーラムで、「21世紀に入って以来、国内の都市の市街地面積は50%拡張されているが、都市人口はわずか26%増加したのみである。つまり、中国では土地の都市化が人口の都市化より1倍近く速くなっている」と指摘した。
楊偉民秘書長はまた、「これまでの都市化の発展から見ると、人口の低密度化と分散化の傾向が存在する。これにより、耕地面積の減少がはやく、生態環境に影響を及ぼしている。このため、「十二・五」期間中に都市開発を合理化し、特大都市の面積の過度な拡張を防止して、市街地の人口密度を引き上げ、大都市病を予防するべきだ。発展改革委員会は今後、都市化発展を重点とした特別計画を研究して制定する」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年4月11日