北京市の非居住地域での駐車料金価格調整実施から1カ月が経ち、屋外駐車場の平均駐車台数は19%減少した。また、小型バス総量の調整、通勤用シャトルバス4系統の運行開始など一連の総合措置の結果、渋滞緩和の効果が現れ始めた。「北京日報」が伝えた。
北京市交通委員会、市交通管理局、市都市管理執法局、市発展改革委員会(発改委)など関連部門は9日、共同でデータを公表、北京五環内の1日平均の渋滞時間は1時間45分短縮され、平日ラッシュ時の平均交通渋滞指数は4.4となり、「軽い渋滞」の水準に回復、昨年同期比で26.9%低下した。さらに、市民の外出パターンにも積極的な変化が出ており、公共交通機関の1日平均利用者数は同3.3%増えている。
▽朝のラッシュ平均速度が2.8キロアップ
五環内の1日の渋滞時間は現在45分、三環内では2時間45分で、3月に比べそれぞれ25分、35分減少した。五環内の平日の朝のラッシュ(午前7-9時)の道路網の平均速度は25.5キロとなり、前年同期比9.5%向上、時速2.8キロのスピードアップに等しい。平日夜のラッシュ(午後5-7時)は24.9キロ、昨年同期比12.7%、前月比では3.7%向上した。