グーグルが発表したハイチ地震前後の写真(左は地震前、右は地震後)
アルゼンチン「文摘報」5月20日報道によると、ある新しい研究で3月11日の東日本大震災で激しい地殻変動が起こり、日本海底のある幅20メートルのプレートが垂直に3メートル上昇したという。
2000年から2004年にかけ、東京大学の研究者は海底に5つの監視装置を設置、これは3月11日東日本大震災の震央に近い。これらの装置から伝えられるデータを分析することによって、東京大学の研究者は上記の結論を出した。この研究結果は「サイエンス」誌に掲載された。
海底から伝えられるデータ、GPS測量データ及び波記録データを分析することによって、研究者は、震央の1つの長さ数キロ、幅20メートルのプレートが海底で5メートル――24メートル水平移動し、垂直に80センチ――3メートル上昇したとみている。このプレートが震央と一番近い部分の移動が最大で、水平24メートルと垂直3メートルに達しているという。
このプレートの移動の仕方は3月11日地震後に発生した津波と関係がある。プレートが垂直に上がった時、海水を情報に押し出し、その後、海水が四方に流動したものだという。
研究によると、海底監視装置が計測した地殻変動の強さは陸地感応装置が受信した強さの4倍である
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月24日