中国国家公務員局は2日、中央組織部と人材資源(マンパワー)・社会保障部がこのほど発表した「新規採用公務員試用期間管理弁法(試行)」には、新規で採用された公務員が、試用期間後の審査に合格しなかった場合、採用を取り消されるという内容が盛り込まれることを明らかにした。新華社が報じた。
新しく採用された公務員には、雇用開始日から1年間の試用期間が設けられる。管理弁法によると、試用期間修了後、人徳、スキル、勤勉さ、成績、清廉潔白さなどの各項目に基づき全面的審査が実施され、合格・不合格の判定が下される。▽思想・政治面での素養が足りない▽正常に職責を履行せず、担当業務を遂行できない▽業務に対する責任感や態度に問題がある▽道徳・品行面で劣り、清廉潔白と認められない問題が存在する--の4つのうちいずれかに当てはまる場合、不合格との判定が下され、採用が取り消される。
「人民網日本語版」2011年6月3日