ドイツの衛生研究所などの機構が10日発表したところによると、新芽野菜が腸管出血性大腸菌の感染源であることが判明した。
保健当局の記者会見によると、患者が食べたレストランで食事した顧客を100人以上追跡調査した結果、腸管出血性大腸菌に感染した患者はすべて新芽野菜の入った料理を食べた人で、新芽野菜を食べた顧客の発症率は食べていない人の9倍だという。また、キュウリや、トマト、レタスなどを生で食べるのは問題ないと発表している。
いくつかの証拠によると、ドイツ北部ニーダーザクセン州の農場が栽培した新芽野菜が今回の感染源である可能性が高いことで、この農場への立ち入りが禁止されている。また専門家は「感染症は収束していないが、汚染された食べ物が消耗されたため、新規患者の数は減少した」と説明している。
「中国国際放送局 日本語部」 2011年6月11日