新疆ウイグル自治区のカシュガルとホータンを結ぶ鉄道(喀和線)が28日に開通した。これによりホータン地区は、鉄道未整備の歴史に終止符を打った。
関係者によると、鉄道の全長は2073キロメートル、毎日往復運行し、車輌には1282人乗車可能な普通車22型が採用された。
同鉄道は、新疆南部のホータン地区に住む各民族の人々にとって、安全かつ低価格で便利な移動手段となる。また、鉄道開通により投資環境が改善され、都市化へのインフラを整える形となった。
新疆南部に位置する同鉄道は、西はカシュガル市を起点とし、タクラマカン砂漠西南を通ってホータンに到着する。この間の全長は488.27キロメートル。
「人民網日本語版」2011年6月29日