周辺の草原や木々と見事に調和したカラフルな住宅=林芝扎西岡村で。 |
「チベットの小江南」と称される西蔵(チベット)自治区林芝(ニンティ)地区は、高山と峡谷に囲まれた風光明媚な場所で、多くの美しい村落が点在している。村の家々は、色とりどりの屋根、チベットの伝統的特色と各人の創意工夫が備わった壁や彫刻柱など、さまざまな装飾が施され、訪れた人はその美しさに思わず眼を奪われる。これらの美しい建物に一歩足を踏み入れると、伝統的なホームインテリア・設備とともに、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衛星アンテナ、さらにはコンピュータなどの現代家電・設備も共存している。このように、伝統文化と現代ハイテクが一軒の家に見事に融合しているのが、林芝地区独特の「安居住宅(住宅に困っている中・定所得者を支援するために建設された住宅)」の特徴だ。 人民日報海外版が報じた。
2010年末の時点で、林芝地区「安居」プロジェクトに対し、累計26億元以上の資金が投入され、計24628戸の安居住宅が完成、12万3700人の住民がその恩恵を受けた。
「人民網日本語版」2011年7月6日