7月4日に、上海虹橋駅発 北京南駅行きのG138北京京滬高速鉄道は、済南――徳州区間でトイレで乗客が喫煙したため、1分近く減速、この事故は定刻どおりの到着には影響しなかった。
4日午後4時45分ごろ、G138北京京滬高速鉄道が間もなく徳州に到着するところで、乗務員は警報に気づいた。車両情報のスクリーンに表示されているスピードは310キロから、突然280キロまで減速。トイレのドアを開けると1人の40代男性が出ててきた。その後、作業員がこの男性を連行した。この時、列車は停止に近いスピードだったが、停止はしなかった。
鉄道公安官によると、この男性はトイレで喫煙、教育と罰金が科せられた。罰金は50元だった。
京滬高速鉄道CRH380列車は密閉された車両で全車両禁煙となっている。タバコを吸うと列車のモニターが作動、コントロールシステムに通報がいき、故障発生の可能性もある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月5日