広州------仙人を迎える
広東省広州市の「乞巧節」は独特の風習がある。「乞巧節」の時期になると、女性たちは色紙、カミヤツデ、綿のひもなどを使って編んだ精巧なおもちゃを作り、節句を迎える準備をする。さらに穀物類やリョクトウを小さな箱に入れ、水の中に入れて発芽させ、芽が7センチほどまで生長すると、それを使って神を崇拝する。この儀式は「苗の仙人崇拝」・「野菜の神崇拝」と呼ばれている。七夕前日の旧暦7月6日の夜から7日の夜の間、女性達は新しい服を身にまとい、新しい装身具を身につけ、準備が整うと、線香を燃やし、ろうそくに火をつけ、星空に向かってひざまずく。この儀式は「仙人を迎える」ために行われているという。