中国最低賃金基準、5年で倍増の見通し

中国最低賃金基準、5年で倍増の見通し。

タグ: 最低賃金基準 中国 倍増

発信時間: 2011-07-10 15:09:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全国工商聯合会が発表した「中国中小企業従業員賃金状況調査」によると、2009年全国都市部(都市と町)の私営企業従業員の平均賃金は1万8199元(1元=約13円)、都市部の私営事業所以外の在職従業員の年平均賃金の55・6%で、2008年より2・8ポイント低下した。

サービス業の第1線の労働者にとって言えば、正常な賃金増加のメカニズムが一様に形成されておらず、最低賃金基準を引き上げることが、唯一の歯止めかもしれない。

2009年、都市部の私営事業所以外の在職従業員の年平均賃金は12%増加し、私営事業所の就業者の年平均賃金はわずかに6・6%増加しただけだった。

目下全国31の省・自治区・市の最低賃金基準の平均は750元/月だ。これは昨年の都市部の各種事業所従業員の平均賃金の31%に相当し、一般に最低賃金基準が全社会の平均賃金の40―60%を占める世界の水準より低い。

 

(新華網日本語=中国通信社)    2011年7月10日

 

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