ボランティア1万人が「命のリレー」 温州市

ボランティア1万人が「命のリレー」 温州市。 眠れぬ夜を過ごした市民と同じく、温州各地で救援活動に携わるボランティアも増え続ける死者の数に神経をとがらせた…

タグ: 温州,ボランティア,救援

発信時間: 2011-07-27 13:22:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

その後、ボランティアたちは▽心理カウンセリングチームや自家用車による被害者家族輸送チームの組織▽ミニブログを通じたボランティア応募窓口の設置▽献血▽交通ターミナルでの負傷者家族のボランティア受付設置▽負傷者家族の病院への護送▽行方不明者の安否確認--などの活動に携わった。

「義工分会」の責任者によると、中間統計では、温州市のボランティアチーム約50団体、3000-4000人が今回の救援活動に参加し、推計では延べ800人前後が献血を行った。

▽数時間でボランティア1千人以上が新たに参加

「星火義工隊」(ボランティアチーム)は客運センター(バスターミナル)と温州新南駅に負傷者の家族が大勢いることを知り、受付を設置。「蛍火虫義工隊」は交通整理のため黄龍街道に向かい、自家用車による被害者家輸送チームを組織した。「182義工隊」は康寧病院で心理カウンセリングを実施。「薬師義工隊」は康寧第三病院で医療サポートを行い、「東阿阿膠義工隊」はボランティアらに阿膠(血液機能を高める生薬)を配布する……。

市内全体の4分の3に当たる91のボランティアチーム、15014人のメンバーを抱える「慈善総会義工分会」の副会長兼副秘書長である董磊磊氏の電話は記者が取材した際、15秒ごとに鳴り続けていた。事故発生後の数時間内に、10以上のボランティア組織が董氏と連絡を取り、緊急救援活動に直ちに加わった。その数は1千人余りに上ったという。

「人民網日本語版」2011年7月27日

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