中産階級を自認する北京市民、12.1%のみ

中産階級を自認する北京市民、12.1%のみ。 北京中原不動産が自社ウェブサイトと自社店舗を通じて実施した「北京中産階級不動産購入調査」によると、回答者の85%が「中産階級の条件は世帯年収20万元(約240万円)以上」とし、「自分は中産階級に属する」と自認する人はわずか12.1%にとどまった…

タグ: 中産階級,北京

発信時間: 2011-09-09 14:53:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京中原不動産が自社ウェブサイトと自社店舗を通じて実施した「北京中産階級不動産購入調査」によると、回答者の85%が「中産階級の条件は世帯年収20万元(約240万円)以上」とし、「自分は中産階級に属する」と自認する人はわずか12.1%にとどまった。北京の日刊紙・京華時報が伝えた。

中原不動産市場研究部はこの結果について、「住宅価格がここ数年高騰しており、インフレ率も高いままであることから、『中産階級』の条件もかなり上がってきている」との見方を示した。たとえば不動産では、北京で8月に契約が成立した分譲住宅について見ると、契約総数は5506戸、延べ床面積は計67万1400平方メートル、1戸あたり平均床面積は122平方メートル。1平方メートルあたりの平均価格2万1689元(約26万円)に基づき計算すると、一戸建て分譲住宅の8月の平均販売価格は265万元(約3180万円)に達した。このうち半分の130万元でローンを組む必要がある場合、ローン期間20年の平均金利で計算すると、支払うべき利息額は112万8千元(約1353万6千円)となる。つまり、一軒の家を買うためには総額378万元(約4536万円)を支払わなければならない。世帯年収を30万元として計算すると、年収の10倍に相当する。年収が15万元なら、平均的な分譲住宅を手に入れるには、20年分の全収入を注ぎ込まなければならない計算だ。

(1)「中産階級の条件は、世帯年収20万以上」=85%

(2)「自分は中産階級に属していると思う」=12.1%

(3)「不動産市場への投資ニーズは基本的に無くならない。資産投資のトップはやはり不動産」=60%

(4)不動産市場の主役は改築住宅と自己居住型住宅で、この2つが9割以上の市場シェアを占める。

「人民網日本語版」2011年9月9日

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。