10月のハロウィン 東西の「鬼文化」

10月のハロウィン 東西の「鬼文化」。 ここ数年、西洋の様々な祝祭日が中国国内でも流行している。そのうち最も一般的なのは、12月のクリスマスの他には10月末の「妖怪(鬼)」が集まるハロウィンだろう…

タグ: ハロウィン,「妖怪(鬼)」文化,西洋,東洋

発信時間: 2011-10-26 09:48:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

独特のマスク。

東洋の鬼文化

仏教と道教の神秘的な融合

代表的な国家:中国、日本、タイ

キーワード: 鐘馗、面具、舞踏

東洋の鬼文化は仏経と道教の2つの宗教が結合して生まれた多神な体系と見ることができる。中国や日本などの東洋国家の鬼神文化にはいずれも2つの宗教が結合した影が見られる。鬼に関する言い方には仏経の影響が多く見られ、六道や十地獄などの言い方も仏教に由来する。

中国の年一度の「鬼節」である中元は仏経では「盂蘭節」とも呼ばれる旧暦7月15日だ。この日には閻魔大王が地獄の門「鬼門関」を開け、閉じ込めていた鬼たちを自由にしてやり、鬼たちは7月が終わると地獄へ戻るという。このため民間ではこの期間に死んだ家族を祭り、悪運を払い幸福を祈る。

中国では鬼文化は少数民族の中で特に大きな位置を占めている。人々は舞踏の形式で、一般に独特の面具を着け、鬼神に対する尊敬を表す。

鬼文化が発展した東洋の国にはタイや日本などがある。

タイの鬼節は毎年6月中旬にルーイで行なわれ、現地住民が非常に重視する日だ。日本はさらに鬼を崇拝する民族で、毎年1回、全国鬼サミットが開かれ、全国各地の団体が各地の鬼の物語をテーマとした公演を行い、順位を発表する。

「国際先駆導報」の報道によると、鬼を祭る形式は日本では無形文化遺産として国家の保護を受けている。毎年の盂蘭盆会も日本の三大祝日の一つで、この時期には日本で「民族大移動」がおこり、1週間以上の休みをとって帰省し墓参りし、祖先を祭る人が多い。

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