西安に住む徐益卿さん(100)は24日、自身のミニブログ(中国版ツィッター)に205件目のつぶやきを投稿、楽しい誕生日を過ごす「アイデア」をフォロワーから募集した。徐さんは2009年、中国長寿のスター」のひとりに選ばれた。過去に4回の起業経験があり、100歳になっても農業を営んでいた。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。
「皆さんおはようございます!今日は皆さんからアイデアを募りたいと思っています。2008年に迎えた100歳の誕生日には、建築作業員100人と一緒に長寿麺を食べ、過去最高の有意義な誕生日を過ごしました。旧暦10月9日、私は103歳になります。誕生日をどう過ごすかについて、素敵なアイデアを教えて下さい」。24日午前9時10分、徐さんは同日1件目のつぶやきをミニブログに投稿、転送のお願いも忘れずに書き加えた。
10月16日に開設された徐さんのミニブログには、すでに205件の書き込みが投稿され、フォロワーは3736人に達した。このミニブログサイトの公式認証データには「陝西省西安市在住の103歳、最高齢のミニブログユーザ」とある。
103歳という高齢ながらも、目新しい事に対する徐さんの興味は尽きない。オンラインチャットやビデオ通話を楽しみ、ネット用語にも精通している。ミニブログを開設した翌日、「萌え」でアピールする作戦に出た徐さんは「ミニブログを開設したものの、誰もこの老人に関心を持つ人はいません。ああ、悲しい・・・」と訴えた。
徐さんがミニブログを開設するより前に、106歳の言語文学研究家・周有光氏が本人公式ミニブログをすでに開設しており、多数のフォロワーがいる。中国インターネット情報センターの報告書によると、2011年6月末の時点で、中国人ネットユーザのミニブログ利用率は13.8%から40.2%に上昇した。
「人民網日本語版」2011年10月26日