第2回中日韓災害管理部門責任者会議が28日北京で行われた。会議後、発表された声明は「今後、中国、日本、韓国は、災害現場救援などの協力システムを立ち上げ、災害管理の分野での緊密な協力を進めていく」としている。
会議は、これから3国で、相互訪問・交流・会議の仕組みを作り、災害情報や大災害リスクの研究結果を共有することを決めた。また、人工衛星による災害観測を強化しデータを共有することや、3国間で災害管理者の訓練を実施することで、合意した。
さらに、会議は、「3国は、様々な自然災害と立ち向かう過程で経験と方法を積み重ねてきた。これは3国共有の財産だ。3国が共同行動をとってこそ災害のリスクに対応でき、被害を最大限減少して3国と国民に幸福をもたらすことができる」と確認した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年10月28日