中国式慈善事業の鏡に
北京師範大学公益研究院の王振耀院長は「これは「慈善事業史上の大事件」です。慈善事業の根底には柔軟なパワーと善のパワーがあります。無料給食はちょうどすばらしい形でこのようなパワーが発揮できたのでしょう。私たちはこれまでの過程全体で、トウ飛さんやその賛同者は不平や責任転嫁、批判もせず、ただただ黙々と続けてきて、これが誰の罪だとか、誰の責任だとかを問わない様子を見てきました。」こう語り、この青年たちにとって、これが特に難しかった点だったが、彼らはそれを成し遂げたと評価した。
民間行動から国家政策になった無料給食を鏡として、再度、中国式慈善事業を見直す時が来ている。王院長も、無料給食は成功した、同様にこれまで成功しなかった民間プロジェクトを反省の材料にしながら、政府と民間で呼吸の合った行動が増えていくことに期待したいと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月1日