日本新聞網30日の報道によると、29日、日本の千葉県銚子市三崎町にある水産会社で働いていた中国人研修生の朱永沖さんが、この会社の工場で日本人同僚から鉄のもりで殴り殺されたという。千葉県警は傷害致死でこの凶悪犯を逮捕した。
「読売新聞」30日の報道によると、千葉県警はこの日「29日午前11時45分ごろ、中国から男性研修生、朱永沖さんが工場でフォークリフトを運転し鮮魚製品を運搬していたところ、日本人の同僚、印南義之が運転したフォークリフトとぶつかったため、印南はこれに腹を立て、長さ1.15メートルの鉄製のもりで朱永沖さんの頭を殴り、殺した。印南義之は自分の殺人動機について、事故が発生した時、自分は冷静でなくそばにあった鉄製もりで殴ってしまったといっている。」と発表した。「産経新聞」の報道によると、朱永沖さんは23歳、犯人の印南は38歳だという。朱永沖さんは病院で亡くなったという。
中国人研修生は長い間、日本で不公平な待遇を受けており、このことで国際人権機関の注目を集めている。30日、日本のウェブサイトでは大勢のネットユーザーが殺人犯の行為を厳しく非難した。2NNウェブサイトでは、「文明的と吹聴する日本人もこのように野蛮な事をするなんて、ビックリした。」と投稿されている。千葉県警によると、関係機関が現在この事件を処理中だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月1日