因縁によるサポーター暴徒化を恐れた? 日本の政府関係者の慎重さ
今回の試合については藤村修内閣官房長官が単独で記者会見を開いている。
「原則的には(朝鲜)は渡航自粛を要請している国であるが、今回の試合は特例とする。なので、参加者は試合観戦以外、行動を自粛してい欲しい」
アメリカのシンクタンク・イーストウェストセンターのピーター・ベック氏は、日本の政府関係者が今回の試合に対してこのように慎重なのはおそらく試合運びによって両国のサポーターが因縁のため、不測の事態を起こすのを恐れてのことだろうと分析する。
しかも、今回のサポーターが朝鮮を訪問したことを含め、最近の日本と朝鮮間の一連の動きは両国関係の緩和を示している。先月には、日本の医師数名が朝鮮を訪れ、第二次世界大戦末期、広島、長崎で原爆による被害をうけた朝鮮人を診察している。ベック氏によれば、この2回の日本人の朝鮮訪問は日本、朝鮮関係改善の「雪解け」といえるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月16日