経済危機に人々はシンデレラを夢見る

経済危機に人々はシンデレラを夢見る。 米テキサス州国際言語研究所がこのほど、パソコンを通して世界で最も人気のペーパーメディアと電子メディア7万5千を追跡し、世界で最も使用率の高い英語の語彙を調査…

タグ: 経済,経済危機,王室結婚

発信時間: 2011-11-23 14:50:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米テキサス州国際言語研究所がこのほど、パソコンを通して世界で最も人気のペーパーメディアと電子メディア7万5千を追跡し、世界で最も使用率の高い英語の語彙を調査。「王室結婚」が2011年の世界流行語の一つであることが明らかになった。中国共産党の機関紙「人民日報」が報じた。

「王室結婚」と言えば、今年4月29日に行われた英国のウィリアム王子とケイト・ミドルトン嬢の盛大な結婚式が記憶に新しい。7月2日には、モナコ公室元首・アルベール2世が南アフリカの元五輪水泳選手で金メダリストのシャーリーン・ウィンストックさんと結婚式を挙げた。その他、ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王が10月13日、一般家庭出身のジェツン・ペマさんと結婚式を挙げ世界の注目を集めた。このような一般とは異なる結婚式が注目されることは、社会各界にとって何も不思議なことではない。しかし、こうした結婚式が世界中でなお報道され、結婚式のスタイルを真似る一般人まで現れるほど大きな影響力を持つというのは、確かに少し予想外だ。

「王室結婚」が流行語となっていることの背景には、メディアの報道や商業界の宣伝がある。こした結婚式は古典的要素と現代的な要素どちらをも含み、さらに運命が変わるという劇的な特徴を含んでいる。商業マーケティングが軟調な昨今、世界で広く注目を集める「一大イベント」は商業界にとって商品販売を促進させる恰好の“おいしいネタ”となるのだ。

人類の発展の歴史の中で、どんな政権交代劇があろうと、経済がどれほど揺れ動こうとも、「真の愛」は永遠に変わることのないテーマである。盛大で豪華な「王室結婚」は幸福や愛情など以外に、富の象徴など多くの要素を含み、時には一般市民に安らぎや希望を与える存在ともなる。例えば1947年11月20日、英国のエリザベス王女とフィリップ殿下が盛大に結婚式を挙げ、戦争で荒廃した同国に活気を与え、人々は映画館で、結婚式の様子を繰り返し観賞した。また、1981年7月29日に行われた英国チャールズ皇太子とダイアナ元妃の結婚式も経済大不況の中行われ、当時世界で約7億5千万人がテレビを通して視聴したとされている。

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