▽独身女性の増加が高齢化問題に拍車
調査員は「多くの大学生が結婚を急いだり、大学卒業後すぐに結婚したりするようになっている。この現象は90年代に生まれた女性特有の『先手必勝』という心理の表れで、『売れ残ってしまう』ことへの恐怖とも関係がある。女性大生は年上の収入が安定した男性を好む傾向があるため、中国で結婚適齢期にも関わらず独身で『売れ残った女性』と呼ばれている人たちにとって新たなライバルとなっている。この現象は『売れ残った女性』の選択肢を狭めている」との見方を示している。
さらに調査員は「『売れ残った女性』の増加は少子化問題にもつながり、ひいては現在中国で社会問題となっている高齢化に拍車をかける」と指摘。
「人民網日本語版」2011年11月30日