12日、中国で地震多発 専門家「月食とは無関係」
12日、中国で地震多発 専門家「月食とは無関係」。
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中国では12日、マグニチュード３の地震が計５回発生した。中国地震台網センターの孫士鋐研究員は、「心配はない」と述べた。
地震が連続して５回発生したことをうけ、ネットユーザーはにわかに騒ぎ始めた。ネットでは、「ついに2012が来た」や「皆既月食の影響だ」など様々な憶測が広まった。
「実際、中国では毎年マグニチュード３以上の地震が何百回、何千回と発生している。しかし、これくらいの大きさでは、人々は揺れを感じることはない。」孫士鋐研究員はこのように述べた上で、「普通ならだれも気にしないような地震。みなさんも考えすぎないように」と忠告した。
孫士鋐研究員は、「一日にマグニチュード５以上の地震が多発した場合は、災害や身体への危害がおよぶ恐れがあるため、注意する必要がある」と述べた。しかし、今回発生したようなマグニチュード３級の地震は警戒するに値しないという。
10日の皆既月食により、人々は「赤い月が地震を引き起こした」と推測した。孫士鋐研究員は地震と月食の関係について、「ある科学者が月食と自身には一定の関係があると主張していた。しかし、地震の統計をみると、皆既月食の日に、地震が多発したり、大地震が起きたりというような明らかな現象は発生していない。今回の地震も月食とは関係がないといえる」と述べた。
地震の震源 時間 マグニチュード 震源の深さ
河南省焦作市、孟州市、沁陽市の境 午前２時15分 M3.1 ５キロ
甘粛省酒泉市アクサイ・カザフ族自治県 午前７時８分 M3.7 ３キロ
新疆ウイグル自治区カシュガル地区ファイザバード県
午前7時51分 M3.6 ８キロ
河北省唐山市市轄区と豊南区の境 午前９時42分 M3.2 ５キロ
四川省涼山イ族自治州木里蔵族自治県 午後５時56分 M3.3级 12キロ
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2011年12月13日
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