サイト「record japan」の報道によると、日本人の姓の種類は15万あり、その中の多くのが自然景観と関係があるという。例えば山田、田中、川野など。意外なことに、動物と関係がある姓もたくさんある。
よくある動物と関係がある姓は、熊田、宮鷹など、これらは動物の名称とその他の漢字を組み合わせたものだ。日本人姓名研究者の高信幸男氏によると、直接に動物の名称を姓とする人も多いという。
今まで、犬あるいは猫を姓とする人は見たことがないが、しかし、ブタ、トラ、熊、オオカミなどの姓は珍しくない。狼はすでに日本で絶滅しているが、姓として残っており、感慨深いものがある。
哺乳動物のほかに海洋生物の姓も多い。鰹、鯛、鯨、蛸、蟹、烏賊、蝦などこれらの海鮮レストランのメニューのような姓は、大部分が以前、漁業に従事していた人あるいは海鮮が好きな人から命名したのだろう。
また、雀、烏、鷺、鶯などの鳥類や蝉、蝶、蜂、蚕などの昆虫類を姓とする人もいる。これらの生物は姓を命名する時代に、人との接触が密接だったため、関係した姓がのこっているのだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月9日