中国で春節(旧正月、今年は1月23日)前後に交通量が非常に多くなる「春運」が8日始まった。この時期は、人口を超える20億人の大移動が起こるため、飛行機や列車のチケットが手に入りにくくなるだけでなく、値段も高騰する。そのため、いかに安いルートを探すかが、帰省客の一番の関心の的となる。そんな中、故郷に戻るために、国外などを経由するルートが、帰省客の間で「曲線帰省」と呼ばれ、話題となっている。飛行機の乗り換えや、列車から飛行機の乗り換えというルートを使えば、通常より安い料金で帰省できるようだ。上海紙「労働報」が報じた。
北京で働くあるホワイトカラーは、まずタイのバンコクへ飛行機で飛び、そこから乗り換えて雲南省の昆明市に帰省するという。このルートでは、チケットが簡単に入手できるだけでなく、料金も直行便より安いというから驚きだ。
実際に、このように飛行機を乗り換えて帰省するルートは、時間がかかるというデメリットがあるものの、料金の面では20%ほどの割安になる。特に、2千キロ以上の路線になるとその割安率がさらに高まり、例えば大晦日(今年は1月22日)の夜に、上海から新疆ウイグル自治区のウルムチまで飛行機の直行便(5時間半)で行くと、約2200元(約2万6400円、税金などは含まず)かかるところが、乗り換えルートでは約8時間かかるものの、料金は約1300元(約1万5600円)と約40%も安い。もし大晦日の1週間前に出発できるなら、乗り換えルートはさらにお買い得になる。
「人民網日本語版」2012年1月9日