たかが結婚 されど結婚! 悩める適齢期過ぎの男女

たかが結婚 されど結婚! 悩める適齢期過ぎの男女。

タグ: 女性,社内恋愛,遠距離恋愛,結婚

発信時間: 2012-01-15 11:30:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

パソコンに向かって仕事中の欣さん

28歳になった欣さんは一人っ子の女性。故郷の江蘇省徐州に住む両親から遠く離れた北京で、ある日系企業の人事部に勤めている。背が高く、顔立ちも整っている彼女は、北京の中国人民大学の修士学位を獲得しており、月収は8000元(約10万円)。同世代の女性の中で好条件がそろい、人から羨ましがられて当然だ。

仕事に振り回わされて

ところが未だに独身なのだ。「今の最大の願いは私自身を嫁に出すことなんですよ」と、笑いながら話してくれた。彼女は2007年に入社した直後、日本に派遣され、あっという間に3年間が過ぎ去った。当時、海外販売を担当していたため、しばしばクライアントを接待するなど、仕事量が多いだけに、ストレスも大きく、毎朝八時半に出勤し、夜十時過ぎまで仕事に忙殺された。そこで、筆者は「なぜ大学時代に彼氏を見つけなかったの?」と聞いてみた。すると、自嘲気味に説明してくれた。「実は、いまさらながら大学院に入ったことを後悔しているんです。大卒で就職すればよかったと思います。ところが、大卒の時、大学院進学を推薦されました。当時は、院生になってから彼氏を見つければいいや、と思っていました。ところが、院生になって半年後、日本に一年間の交換留学を指示されました。帰国すると大学院生活は残りわずか半年しかなく、今度また就活に振り回されました。やっと就職できてほっとしましたが、今度は社命で日本に派遣され、その揚げ句に今のような状態になったわけです」。

彼女は「社内恋愛」も一度経験している。二人とも日本勤務になったが、職場は違う都市だった。「遠距離恋愛はかなりつらいですよ」と苦笑い。二人はしばらく恋愛関係を維持していこうと頑張ったが、結局やむを得ず別れた。異国生活は寂しかったが、それでも彼女は日本人との結婚は全く考えなかった。「カルチャーが異なるので、意思疎通に間違いなく問題が生じますよ。それに結婚は二つの家庭の問題で、たとえ私は日本語ができるとしても、両親はどうすればいいのでしょう? 100%ありえませんよ」と、きっぱり言い切った。

身長は173㌢以上

昨年末、日本から帰国して人事部に配属されると、仕事にかなり余裕ができたので、結婚問題を日程に載せることができた。彼氏の条件について、真剣に話してくれた。「年上で、年齢差は8歳以内。身長は173㌢以上。仕事が安定し、収入は私より多く、北京出身者か北京の戸籍を持っている人。住宅はあるに越したことはありませんが、なくてもその人に向上心があれば十分」と。帰国してもうすぐ一年になり、焦り始めているが、まだふさわしい彼氏に巡り合えない。

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