豆果網(douguo.com)と旅行専門衛星テレビ・旅遊衛視「美味人生」は12日、「2012年辰年春節飲食消費調査報」を共同で発表した。新京報が報じた。
報告によると、今年の春節(旧正月)、ホテルやレストランで「年夜飯(除夜の宴)」の食卓を囲む人の割合が初めて低下、昨年の14.3%から14.1%に下がった。それに対し、「大晦日の夜は自宅で手作りの食事で祝う」という人が増えた。特に、「70後(1970年代生まれ)」と「80後(1980年代生まれ)の「自宅晩さん」派が急増した。ホテルなどで外食するのと自宅での食事では、値段の差がかなり大きく、春節除夜の宴のメインはやはり伝統的なメニューであることなどが、このすう勢の背景にある。今回の調査の対象となったのは、「70後」、「80後」および「50後(1950年代生まれ)」以降に生まれた人々だった。地域別の内訳をみると、一級都市(北京・上海・広州・深セン)住民が15.3%、二級都市住民が28.4%、その他地域住民が56.3%。特に面白いのは、「70後」「80後」で除夜の宴を自宅でとる人の割合が、昨年の56.7%から65.1%に上昇したことだ。この理由として、食品安全問題の影響のほか、「年夜飯」市場の供給力が高まったことや、多くの人が「家庭回帰」に向かい始め、「おふくろの味」を求めるようになったことが挙げられる。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年1月19日