このように中国の伝統文化・芸術は中国人の若者には人気が低下しているものの、留学生たちには人気を博している。
同学院には数十カ国から来た留学生が50人以上在籍しており、うち中国画や書道を学んでいる留学生も少なくないという。
李主任は取材に対し、「一部の外国人はまさに中国の伝統文化・芸術を学ぶために留学している。うち、40-50歳代の留学生は自分の趣味のために学んでいる」と指摘。
一方、「華僑の比較的多い東南アジアの国には、『孔子学院』のような中国語や中国文化の教育を行っている教育機構がある。そのような国から来た留学生は中国で中国画や書道を学び、母国に帰ってからそのような教育機構で働くことができる」と、将来の仕事のために中国の伝統文化・芸術を学んでいる留学生も多いという。
「人民網日本語版」2012年2月3日