金持ちをターゲットにした出産センターの様々なサービス
顧客の消費水準の高さに目を付けた同センターは、最近、観光やショッピングとタイアップしたサービスを打ち出した。責任者によると、同センターは中国のお金持ちのニーズに合わせて、通訳、交通、観光、ショッピングなど各種のサービスを用意。観光では、ナイアガラの滝など回るが、その中でも、ニューヨーク郊外にある「Woodbury Commons」での買い物が人気なのだという。同責任者は、「多くの妊婦は個人で企業を経営しており、お金をたくさん持っている。また、アメリカのブランドは価格が安いため、彼女たちは一度に大量の買い物をしていく」と話した。
そのほか、出産センターは、テレビ、トイレ、インターネット、国際電話など様々な設備を提供している。しかし、多くの妊婦は中国で豪華な生活を送っているため、ここの環境に文句をいう人も多いそうだ。
そのほか、同センターにはベビーシッターやコック、清掃員などがいる。また、免許をもつ看護婦を呼んで毎週、母子の健康検査を行うなど周到なサービスを提供している。部屋やサービスによっても異なるが、約3ヶ月の滞在費は10万~30万元以上だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月12日