米テレビ局、J.リン選手に対する差別表現を謝罪 

米テレビ局、J.リン選手に対する差別表現を謝罪 。 米テレビ局、J.リン選手に対する差別表現を謝罪

タグ: リン選手,蔑視,中国人

発信時間: 2012-02-20 16:41:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国のスポーツ専門CS放送局ESPNは18日、NBA(米プロバスケットボール協会)ニューヨーク・ニックスのジェレミー・リン選手(23)に関する記事のヘッドラインに、「Chink」(中国人を人種差別的に蔑視するときに使う言葉)という表現を使ったことについて謝罪した。新華社が伝えた。

ニューヨーク・ニックスは17日夜、地元でニューオリンズ・ホーネッツに敗れ、連勝は7でストップした。試合後、ESPNウェブサイトは「Chink in the Armor」(直訳すれば「鎧<よろい>の割れ目」となり、ウィークポイントを意味する)と題する関連記事を掲載、リン選手が敗戦の責を負うべきとの見方を示した。

リン選手はこの試合で、最高の26得点を挙げ、アシスト4回、スティール4回を決めたが、ターンオーバーも9回出した。

問題となったヘッドライン中、「Chink」は、米国人がかつて、中国人を蔑視する際に用いた言葉だ。ESPNアプリが搭載された携帯電話とタブレットPCでも、この記事を読むことができる。

ESPNによると、記事は18日未明に同局サイトに掲載され、約35分後に削除されたという。同局は、「弊社クロスプラットフォームの編集過程を徹底的に調査し、適切な懲戒処分を講じ、2度とこのようなことが発生しないよう努める。今回の事態については非常に反省しており、心から謝罪の意を表明する」とコメントした。

リン選手はNBA初の米国出身の中国系選手。この2週間でNBAの記録を次々と塗り替え、シーズン開幕から不振に陥っていたニックスに7連勝をもたらし、「リン旋風」を巻き起こした。17日、プロバスケ選手生活スタート後初めてのプレイヤー・オブ・ザ・ウィーク(MVP)を獲得した。

「人民網日本語版」2012年2月20日

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