日本政府の調査によると、大地震から1年近く経つ2月21日時点で、東北の被災地区の津波によるがれきの回収率はわずか5%に留まることが明らかになった。最も進展の速い岩手県でも8%に留まっている。このペースでいくと、被災地区の復興計画全体が大きな影響を受けることになる。福島原発事故対策担当大臣の細野豪志大臣によると、計画では3年以内に全てのがれきを処理することになっているが、現在のペースから見れば難しいと語っている。写真は宮城県気仙沼の様子。津波で陸に打ち上げられたタンカーがまだ処理されずに残されている。
「人民網日本語版」2012年3月7日