日本通サイトの報道によると、木村さん(仮名)は日本のサラリーマンで、休暇にはいつも海外旅行を楽しむのだが、「どの国に行ってもハングルが目に入ってきて、うんざりしている」という。木村さんは韓国を嫌いなわけでは決してなく、韓国料理も好きだし、韓国人の友人もいる。それにKARAも可愛いと思っている。
木村さんに言わせると、「10年前はここまでひどくなかった。ここ2,3年の間に、多くの国でハングルを見かけるようになった。特にネパールのポカラは多い。現地人が経営するレストランやホテルには必ずハングル表記がある。あちこちでハングルを目にするので、韓国の都市に来ているのではないかと言う錯覚を覚える」。
なぜ、ここまでハングル表記が増えたのだろうか。木村さんによると、それは韓国人の観光客が増えたからではなく、原因は別にある。「ネパールの人に、どうしてこんなに多くのハングル表記があるのか聞いてみたが、びっくりする答えが返ってきた。韓国人がここのレストランとホテルにハングル表記をするよう強く求めたのだと言う。ホテルの看板からレストランのメニューまで全部。韓国人に言わせれば、そうすれば韓国人の観光客が増えるのだそうだ」。
木村さんは「ある中国人の観光客が私に教えてくれたことだが、韓国人は全ての国でコミュニティを形成するつもりであるという。看板に目立つようにハングルが書かれているのは、コミュニティの存在を知らしめるためなのだ」と話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月24日