香港特別行政区政府(香港特区政府)食品・衛生局の周一岳局長はこのほど、「来年の産婦人科分野の対応に関して検討した結果、香港現地妊婦の出産件数がここ数年増加していることから、2013年、香港の公立病院では、出産する妊婦のベッドを全て現地住民用に確保することとした。私立病院に対しても、外地の妊婦へのベッド割当をさらに縮小するよう求める方針だ」と話した。人民日報が伝えた。
周局長によると、産婦人科分野では、現地の妊婦に病院のベッドを優先確保することが、特区政府の一貫した政策という。特区政府はすでに、外地の妊婦が予約なしに急診に押し掛けるという危険行為を防ぐための一連の行政措置を講じた。医管局も、外地の妊婦が予約せずに急診室で出産した場合、料金を徴収することを検討しており、規制を強化する方針という。
「人民網日本語版」2012年3月30日