日本通のウェブサイトによると、シャネル2012-13秋冬プレタポルテが発表され、多くの観客は無表情のモデルの顔に描かれた太い眉を見て、楽しい子供時代を一緒に過ごしたクレヨンしんちゃんの姿をすぐに思い浮かべた。
シャネルのメークアップ・クリエイティブ・ディレクターのピーター・フィリップス(Peter Phillips)氏は、今回のインスピレーションはデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏が提案したキーワードと絵コンテから得たものだと説明した。そのキーワードとは、鉱石、クリスタル、チェコのキュビスムのスタイルである。絵コンテの中のモデルの眉には、華麗な宝石が描かれている。
カール氏による「チェコのキュビスムのスタイル」という要求に応じるため、ピーター・フィリップス氏はメークの重点を眉に置き、顔にそれほど目立つメークをしなかった。まぶたと頬に「クリスタル」を思わせるラベンダー色の下地用化粧品を使っただけで、観客の注目はすべて鉱石とクリスタルで飾られた眉に集まった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月31日