アメリカの葬儀費用は北京よりも高い
アメリカのお墓の値段は場所によって変わってくる。東と西の海岸沿いの発展した地域やニューヨークやシカゴ、ロサンゼルスなどの大都市は高く、中部や比較的小さな町などでは安い。アメリカ全体で見ると一般的な一人用のお墓の値段は平均して1500ドル前後で、二人用は2000ドル前後。墓石を立てる場合は、400ドルほどだ。アメリカでは人件費が高いため、遺体の処理から埋葬までの一連の儀式の費用が高く、約2000ドルかかる。
他にも、土葬の需要があるため、棺の需要量も比較的高い。棺の価格は材質の違いによって1000ドルから数万ドルと多種多様だ。アメリカでの大まかな葬儀・埋葬費用は少なくとも7.8千ドルかかることになる。国内某メディアによると、アメリカの墓地の値段は北京の1/9だが、ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市にある高級墓地の価格水準は北京に劣らないだろう。それに人件費を合わせれば、大都市での一連の葬儀からお墓までの費用は北京を上回るだろう。
オーストラリアの葬儀費用比較的安価
日本の高額な土地価格に比べると、国土が広大で人口も少ないオーストラリアの葬儀費用は比較的安くなる。オーストラリアの葬儀費用は三つの部分に分ける事ができ、火葬費、葬儀・告別式の費用、墓地購入費で、価格は100から300豪ドルほどである。オーストラリア政府は法律で従業員の最低保障賃金を2500豪ドルと定めており、従業員の一人当たりの平均所得は大体4000豪ドル前後である。つまり100豪ドルの火葬費用は最低所得者の1ヶ月の所得の1/25となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月1日