日本政府は医療と観光を組み合わせた新型の医療観光を推進し、「医療の2重奏」と名を付けた。「医療の2重奏」を利用し、日本へ病気を治療しながら観光する外国人観光客の人数は増加している。しかし、治療後料金を払わず帰国する観光客が現れ、これが「医療の2重奏」に参加する医療施設の負担を増やしている。日本政府は政策でこの問題を解決する必要に迫られている。
日本「毎日放送」によると、大阪府泉佐野市のある医療施設では外国人観光客に治療を行った後、料金を払わず帰国する事件が連続して発生して、その費用は1300万円に達した。
この大阪府泉佐野市にある医療施設の名前は「臨空総合医療センター」で、ここで治療を受けた外国人観光客は共に11人で、未納の医療費は1270万円になっている。
この医療センターは関西空港と近い有利な地理条件を利用し、先端医療と観光を組み合わせた「医療の2重奏」の基地となるつもりだった。医療センターの責任者は、「これから、このような未納現象がまた出現する可能性もある、大阪府関係部門がきちんとした制度をつくってくれることを希望する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月11日