東日本大震災被災地のサッカーボールがアラスカへ 持ち主に返る

東日本大震災被災地のサッカーボールがアラスカへ 持ち主に返る。 東日本大震災被災地のある男の子が持っていたサッカーボールが、一年後に太平洋の対岸でみつかった。米国アラスカ州の夫婦は、このサッカーボールを元の持ち主に返すつもりだ…

タグ: 東日本大震災,サッカーボール,被災地

発信時間: 2012-04-23 13:46:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

東日本大震災被災地のある男の子が持っていたサッカーボールが、一年後に太平洋の対岸でみつかった。米国アラスカ州の夫婦は、このサッカーボールを元の持ち主に返すつもりだ。 

米国国家海洋大気管理局はネットでこのサッカーボールの写真を発表した。米国駐在日本人外交関係者の確認により、元の持ち主は村上岬くんで、陸前高田市にある宮城県立高校の二年生、今年16歳である。 

米国夫婦によると、彼らは5月から6月に日本を訪問し、自らこのサッカーボールを村上岬くんに返すという。 

村上岬くんは、「これは私のボールだ。まちがいない」と言っている。サッカーが好きで、小学校3年生で転校した時、13人のクラスメートと担任教諭がこのサッカーボールを彼に贈り、記念とするものだという。 

2011年3月11日、村上くんは病気のため家で休んでいた。地震後津波を心配し、高い所へ避難したところ、津波で彼の家は流されてしまい、この思い出のサッカーボールもなくなっていたのだという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月23日

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