建築費10億元(約120億円)超の無錫大劇場がもうすぐ正式に開放される。今、無錫で一番目立つシンボル的建築物だ。
この無錫大劇場で4月26日、第2回目のリハーサルが行われた。紹介によると、劇場は独特なデザインで、無錫市をPRするために最も適したシンボル的な建築物として、中国建築業界最高の栄誉である「魯班賞」入賞の可能性が大いにある。
無錫大劇場は2009年着工、フィンランドの建築家Pekka Salminen氏が設計したもの。施工期間は約3年間。劇場の外観は革新的でユニーク、高いところから見ると8つの翼があるきれいな蝶がまるで都市にいるようだ。
外観から室内装飾まで、すべて国内外のもっとも先進的な材料を利用して、視覚効果と環境保護・省エネルギーなどを確保すると同時に、劇場にはガラス壁を大量に使った。もともと木材だった地面、座席、壁も今は全部竹に変えた。舞台、音響設備、照明などの技術や方法は世界でもトップレベルだ。
この目のくらむような建築費がかけられた劇場を見学するため、現地の大勢の市民が26日夜殺到した。建築家のPekka Salminen氏は「同劇場は世界のほとんどの有名劇場と比較しても、もっとも完璧な作品といえる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年4月28日