▽5時間に及ぶ試験と面接
米国に来て30年になるというある中国人女性は申込書を書き込みながら、「これはなかなかいい仕事だと思う。新たな経験にもなるし、報酬も高い。試してみるほかないでしょ」と話してくれた。5時間に及ぶ、中国語と英語のヒアリングや読解、翻訳、作文試験、さらに言語専門家と対面で行われる口頭試問を終えた彼女は「自信がある」と手ごたえを示した。
FBIは現在、外国語を専門とするスタッフを世界中で1500人近く抱え、うち95%以上が英語以外の言語を母語としている。FBIヒューストン外国語プロジェクトの責任者は、「FBIの言語専門家は、米国の安全保障に非常に重要な役割を果たしている」とし、「これは難しいが試してみる価値のあるチャンス」と指摘した。
「人民網日本語版」2012年5月30日