喫煙による死亡者、年間100万人に 中国
喫煙による死亡者、年間100万人に 中国。 喫煙は健康に悪い。この問題を重く見ている人はまだまだ少ない…
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発信時間： 2012-05-31 16:36:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
喫煙は健康に悪い。この問題を重く見ている人はまだまだ少ない。中国衛生部は30日、国内初となる「喫煙が健康へ及ぼす危害に関する報告書」を発表した。これによると、喫煙による死亡者は世界全体で年間600万人に達し、中国では100万人を突破した。北京の地元紙・新京報が伝えた。
▽受動喫煙による被害者、国内で7億4000万人
世界保健機関（WHO）の統計データによると、世界全体で、喫煙による死亡者は年間600万人と、エイズ、結核、マラリアによる死亡者数を上回っている。このうち、直接喫煙による死亡者は約540万人、6秒に1人の喫煙者が死亡している計算となり、喫煙者の半数が喫煙関連疾患で死亡している。また、受動喫煙によって、年間60万の非喫煙者が死亡している。
世界中で、喫煙習慣に対する有効なコントロールが得られない状況が続くとすれば、2030年には、喫煙による死亡者が年間800万人に達し、このうち80％は発展途上国の国民となる見通し。喫煙者の平均寿命は非喫煙者に比べ10年短くなる。
中国における情勢は、ことさら楽観視できない。報告によると、中国は世界最大のタバコ生産国・消費国で、喫煙が中国国民の健康に及ぼす影響は、特に深刻化している。中国の喫煙者数は3億人を上回り、7億4千万人の受動喫煙者が健康被害を受けている。喫煙による死亡者は年間100万人を超えており、この状況が改善されないままなら、2050年には喫煙による死亡者は300万人を突破する見込み。
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