日本の富士山の5合目付近で先ごろ、長さ30メートル、幅5-8センチの亀裂が発見された。日本の地震専門家によると、亀裂は火山活動とは関連はないが、山崩れを起こす可能性はあるという。山梨県政府はこの亀裂の調査を実施することを決定した。
この亀裂は富士山登山の観光客のスタート地点となる5合目にある。東日本大震災の発生後4日目、富士山近くの静岡県東部ではマグニチュード(M)6.4の地震が発生し、その後亀裂が発見された。付近の作業員が土で亀裂を埋めたものの、最近になってこの亀裂が再び姿を見せ、しかも長さは30メートルに達している。
日本の火山専門家によると、この亀裂は火山活動によるものではないが、過去の噴火口付近の地盤が弱い場所に位置するため、地震や豪雨の影響で山崩れが発生する可能性があるため、調査が必要だという。「中国新聞網総合媒体」が11日に伝えた。
「人民網日本語版」2012年7月12日