モルジブはこのほど、ある大胆な計画を発表した。5億ドルで水上に浮かぶゴルフ場を建設する計画だ。プレーヤーがこの浮かぶゴルフ場に行くには、海底トンネルを通らなければならない。
このゴルフ場は、浮かぶ人工島として、現在沈んでいる島に代わってモルジブの見どころの一つになる見通し。
モーターボートに乗れば、モルジブの首都マレからこの人口島までわずか5分で行くことができる。不思議なことは、このゴルフ場の電力は太陽エネルギーによるものであることだ。モルジブは赤道の北側から近く、非常に豊かな太陽エネルギーがある。計画によると、43の個人保有の浮かぶ島、モーターボートが係留するためのターミナル、屋外プールなどが建設される。
建築家がとった「浮かべる」という方法は、海底の破壊を少なくすると同時に、大量の小島を建設することで海底の影を減らし、海洋生物への影響を避けることもできる。
これはオランダの水上建築事務所(Waterstudio社)の傑作で、デザイナーのコーエン・オセス氏は、「インドや中東地域など他の場所で小島を建設する。そうすることで、モルジブの環境保護費用を増やさずにすむ。そして、完成した小島を特定の位置に移し、草や木など植え、ゴルフ場にする。今年末から建設し始め、2013年末に一部を開放し、2015年にすべて開放する予定だ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月17日