ニュージーランドの動物専門家がこのほど犬に車の運転を教えて話題を集めている。驚くべきことに、この賢い犬3頭はわずか8週間で基本的な操縦方法を覚え、改造した小型乗用車を運転できるようになったという。
「犬の教習コース」の「学生」はいずれも元々は野良犬だった。同国の動物愛護団体「The Society for the Prevention of Cruelty to Animals」はこうした方法を通じて犬の賢さをPRし、犬の引き取り主を探している。
犬たちは木製の自動車の模型で運転の学習を開始。運転席に座り、前足でハンドルを操り、また長く改造したアクセルとブレーキを足で踏んで操作する。
8週間のトレーニングを経て、生後10カ月のコリーの雑種のPorter、同18ヶ月のシュナウザーの雑種のMonty、同1歳のウィペットの雑種のGinnyは操縦をマスターした。同愛護団体の責任者は「よい環境さえあれば、犬の潜在能力はこんなに大きいことが証明された」と語っている。オーストラリアの「The Daily Telegraph」が6日、伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年12月8日