中国の新疆ウイグル自治区霍爾果斯(コルガス)とカザフスタンを結ぶ国際鉄道が22日、開通した。中国から西に延びる鉄道は新ユーラシア大陸橋の阿拉山口駅(新疆ウイグル自治区)に続き2本目。人民日報が報じた。
霍爾果斯駅(国境検問所)は、東は新疆ウイグル自治区伊寧市まで88キロ、西はカザフスタンの首都アスタナまで200キロしか離れておらず、中国の国家1類の国境検問所としては中央アジアの中心都市に最も近い。
同鉄道の開通により、霍爾果斯は中央アジア・欧州向けの道路、鉄道、パイプが一体化した国際交通ターミナルとなり、中国の西への開放につながると期待される。
「人民網日本語版」2012年12月24日