北京市延慶県ではじめての集中建築された保障性住宅区「悦安居」。
北京市延慶県で198低所得世帯に安価に賃貸住宅を提供 2部屋で月額75元(約900円)
田鳳秀さん(61歳)は障害のある息子を連れて新しい住宅に越してきて半年になる。彼女は会う人ごとに「75元で52平米2部屋の家に住めるなんて、まるで夢のようよ!」と喜びを隠さない。
田鳳秀さんは北京市延慶県の市街地にある悦安居住宅区に住んでいる。ここは延慶県で始めて集中建築された保障性住宅区だ。今年、37世帯の低賃料世帯と164世帯の条件に適合した世帯の人々がここで落ち着いた。
最近、この悦安居を取材した。この住宅区は規模はあまり大きくなく、ぜんぶで10棟の建物でできている。南北に通路が設けられ、水道、電気、ガス、暖房スチームなど北京市政府のインフラも完全に整備されている。住宅区には建設にあわせて幼稚園がつくられ、道路を隔てた向かい側には延慶第七中学がある。